どうもウリョウです!
理学療法士が患者と信頼関係を築く技術を読んでくれた方ありがとうございます。
今回は、ここまで読んでくれた方にぜひお伝えしたい内容になっています!!
ぼくはこの記事を書きながらある考えが浮かびました。
間違った信頼関係のイメージが出来てしまったらどうしよう。
中にはこんな勘違いをしてしまう人もいるのでは・・・
「セールスみたいに(うわべだけの)信頼関係を築けばいいんだなぁ」
勘違いしてほしくないので、訪問した方には必ず読んで欲しい。
ラポールについては最初に書こうか悩みましたが、最後の方がより深く考えられるので7番目に移動しました。
では、理学療法士が目指すべきラポールを一緒に考えていきましょう。
理学療法士が目指すべき信頼関係(ラポール)
◆みんなが使う信頼関係はラポールのことではない
検索すると信頼関係=ラポールと当たり前のようにでてきますが・・・
実は間違っています。
(ちなみにこの記事は多くの人に見てもらいたいと思い、幅広く使われている「ラポール」を用いました。)
検索してでてくるラポールをそのまま鵜呑みにしないでくださいね。
だって信頼を訳すとトラストですよ。
その時点で違います。
その時点で違います。
検索してでてくるのはラポールの話ではなくトラストの話です。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等のリハビリ職は、もう一度ラポールについて考える必要があります。
◆ラポールの一般的な意味は?
信頼関係はラポールではないと書きました。
信頼関係は英語で"Trust relationship"です。
さきほども書きましたが、信頼はトラストです。
ラポールはフランス語で "橋"という意味です。
ニュアンス的には、
心と心の架け橋
絆
といった感じでしょうか。
しかし、外国語を日本語に変換した時点で、元の意味を100%伝えられるかというとそうではありません。
"絆"って言われてもみなさんの心にあるイメージは一人一人違いますよね。
全てを一つの言葉で簡単に表すのは無理があります。
理学療法士は他の職業と比べると、患者さんと関わる時間も長く深い関わりになります。
そのため、理学療法士が口にするラポールは他の職業と違ったニュアンスがあります。
では、ラポールが築けるとはどんな状態なのでしょうか?
◆ラポールで目指すべきは人と人との関わり
ラポールとは人として1対1で関わり、心の架け橋ができた状態。
言葉でならいくらでも言えますが、やっぱり経験を積まないとわかりません。
様々な人がいるため、信頼関係もそれぞれの形があります。
当たり前ですが、こうなったらラポールが形成できたと判断する指標はありません。
強いていうなら、一番近いと思うのは
"家族"
です。
"家族"
です。
家族が病気になったらどうにかしようと必死に考えますよね。
家族を想うように患者さんと関わる。
まるで自分のことのように悩みますね。
患者さんのこともそれくらい必死に考えるべきです。
まるで自分のことのように悩みますね。
患者さんのこともそれくらい必死に考えるべきです。
あなたは
「もし自分が患者さんと同じ状況だったら」
と患者さんの立場になって考えたことはありますか?
患者さんの気持ちをわかろうとすることで、患者さんとの距離が縮まります。
つまり、患者さんの立場や気持ちを尊重する態度を常にもつことが大切なのです。
セラピストと患者の関わりをしている内はラポールは築けていません。
そこには壁があるからです。
そこには壁があるからです。
理学療法士の目指すべきラポールは人と人との関わりなのです。
◆理学療法士が一人一人答えを見つけ出すべき
少し抽象的になってしまい、わかりにくいですね。
ラポールはこういうものだと伝えられる人はいません。
なぜなら、文章で表せないものや辞書で引いても単純にわからないものもあるのです。
ぼくも本物のラポールを築いたことがないのかもしれません。
ラポールってそんな簡単に築けるものじゃないんですよ。
しかしながら、そのイメージはなんとなく伝わったでしょうか。
「ラポールを築くって簡単なことじゃないんだ」
そのことが伝わればこの記事を書いた意味があります。
疑問に思うことは、成長するきっかけになるからです。
まずは、
「理学療法士ってどんな職業なんだろう。」
「患者の立場を尊重するってなんだろう。」
と、理学療法とは、リハビリとは何かを真剣に考える姿勢を持ってください。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等のリハビリ職にしか築けない信頼関係があります。
本当の信頼関係(ラポール)を諦めずに追い求めるべきです。
今回、"理学療法士が患者と信頼関係を築く技術"をまとめましたが、
これは物語だと序盤です。
しかしながら、その序盤である信頼関係さえも築けない人がかなり多い印象です。
序盤をクリアし、理学療法士に築くべきより深い信頼関係を築くきっかけになれたらと思い記事をまとめました。
ちょっと考えて、すぐに答えがでるものではなくて何十年と経験を積んでわかってくるものかもしれません。
ぼくもまだまだなのでお互いに粘り強く成長していきましょう^^
つづき→
⑨理学療法士の信頼関係構築に役立つおすすめの本3冊
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目次:理学療法士が患者と信頼関係(ラポール)を築くための技術
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